小学校の先生に苦情やクレームを言いたなくなる理由は3つあります。
- 変えられると思うから
- 子どもを守るため
- 情報の誤認
苦情やクレームを言いたくなる3つの理由を教員15年の経験から詳しく解説します。

2児のパパとして保護者の気持ちについても紹介します。
この記事を読めば、保護者がご自身の考えや気持ちを整理できるので、
お子さんの小学校生活を温かい気持ちで見守ることができると思います。
さらには、お子さんが落ち着いて学校生活を送る助けにもなると思うので、ぜひ最後までお読みください。

小学校の先生に苦情・クレームを言いたくなる3つの理由とは

まずは、苦情やクレームを言いたくなる3つの理由について解説します。
理由:①変えられると思うから
1つ目は、
保護者は学校や先生の指導を変えられると思うからです。
昔の学校は教師の力が強く保護者が口出しをするようなことはほとんどありませんでした。

昔の学校は保護者が口出しをしても何も変えられませんでした。
しかし、現在では学校が保護者への対応をきちんとすることが求められるようになり、保護者の意見で指導が変わることがあります。

今の学校では、保護者への説明がよく求められています。
しかし、学校にはルールがあって組織で動いているので、変えられることと変えられないことがあります。
水筒の中身をスポーツドリンクに変えてもいいだろうと保護者が思っていても、持ち込む子どもが増えると、クラスや他クラスの保護者から負担が増えると苦情が出るので、学校で禁止になっていることがあります。
保護者がすぐに変えられると思うことがあっても、意外と学校現場では変えられないことがあるので、苦情やクレームを言いたくなるでしょう。
理由:②子どもを守るため
2つ目は、
保護者がわが子を守りたいという気持ちは非常に強いからです。
子どもが「学校で嫌なことがあった」「学校に行きたくない」と言ったときに、何とかしてあげようと思うのが親心でしょう。

自分のことは自分でやれるようにと自立させることを学校は目指しています。
学校現場では、子どもにトラブルがあっても自分で解決するようにと先生が見守ることがあります。
しかし、親としてはすぐに解決してほしいと思うこともあるでしょう。
わが子が安心して平穏に学校へ行けるようになってほしいという思いから、
自立を考える先生との考えの違いによって苦情やクレームを言いたくなることがあります。
理由:③情報の誤認
3つ目は、
子どもから聞いた情報をすべて鵜呑みにしてしまうからです。
よくある保護者のトラブルとして、わが子から聞いた話をそのまま事実として受け取ってしまうことがあります。

子ども自身が周りを見えていなくて、カン違いを起こしていることがあります。
子どもには「ぼくだけ怒られた」「みんなから嫌なことをされた」といったように被害者の意識が強くなる傾向があります。

もちろん、いじめの対応には細心の注意が必要です。
しかし、わが子が言っていることと、実際の学校現場では違うことが起きているということはよくあります。
周りの友達が同じことを言っていたというのも危険です。

保護者は、どんと構えて落ち着いて子どもの話を聞くようにしましょう。
わが子からの情報がすべて正しいと思うと、
事実と違っていても子どもを助けたいという思いから苦情やクレームを言いたくなります。
小学校の先生に苦情・クレームを言いたくなる保護者の気持ちとは

苦情やクレームを言いたい保護者の気持ちの度合いは人によって違うでしょう。

何でもかんでもすぐにクレームを言いたいわけではないんだよな。

僕も2児のパパとして保護者の気持ちが分かります。
気持ちの度合いによってもクレームを言うか言わないかで大きな違いが生まれます。
| 苦情を今すぐ言いたい | ★★★ |
| できれば言いたい | ★★ |
| 言いたくない | ★ |
保護者の気持ちの度合いを3つ紹介しますね。
苦情を今すぐ言いたい ★★★
今すぐ言いたいという保護者はこんな気持ちになっていることが多いでしょう。
とにかく言いたい。
わが子のためにも1秒でも早くなんとかしたいという気持ちになることがあります。
しかし、気持ちを落ち着かせることが大切です。

保護者が慌ててしまうと子どもも落ち着かなくなってしまいます。
事実確認を慎重にしましょう。
いきなりクレームを言うのではなく、相談事として担任の先生や管理職に話してみるのも手の一つです。
客観的に物事を見ることが大切。いろんな人に相談してみましょう。
できれば言いたい ★★
学校や先生に対して何かと思っている保護者は多いでしょう。
今すぐクレームを言いたいというほどではないけど、いろいろと思うことはある。
先生の言葉や学校のルールで気になることはあるといったことは誰でもあるはず。

気になることがあれば早めに相談しましょう。
数日どころか数カ月前のことを、保護者から言われても先生は対応できないことがあります。
もし、先生の指導に対して「子どもが根にもっている」といった状態になってしまったら、それは良いことではありません。
事実をしっかりと確認するためにも、クレームではなく「うちの子が○○と言っているのですが、本当かどうか確かめたくて…」といったように、相談するところから始めてみましょう。
言いたくない ★
クレームを言いたくないと思う保護者もいます。
気まずい、クレームを言いたくない
クレームを伝えることで、先生との関係が崩れたり、小さなことでクレームを言う保護者だと思われたりしたくないという保護者もいると思います。
また、クレームを言うと子どもに悪い影響が出てしまうのではないかと心配になることもあります。

子どもを人質にとられていると思う保護者もいるのではないでしょうか。
保護者がクレームを言う前に立ち止まって考えることは大切なことです。
学校現場にいると、子どもは困っていないのに、保護者が強くクレームを言っているといったこともよくあります。

親の感情だけで動くのはきけんです。
親の思いばかり先走っていないか冷静に見つめ直してみましょう。
親の感情だけで動くことがないように、事実関係を十分に行ってみてはいかがでしょうか。
なぜ小学校の先生に苦情・クレームを言いたくなるのか<まとめ>

小学校の先生に苦情・クレームを言いたくなるのは以下の理由が考えられます。
- 先生の指導を変えてもらいたいと思うから
- わが子を守るため
- 事実誤認
- 不満が高まると言いたくなるため
クレームを言う保護者には、変な保護者だと思われたくない、子どもに悪い影響が出てしまったら嫌だという気持ちもあると思います。

実際に事実をきちんと確認せずにクレームを言う保護者はいます。
クレームを言う前に事実確認をしっかりと行いましょう。
また、学校には変えられることと変えられないことがあるのも知っておきたいポイントです。
親の負の感情だけを先生や学校にぶつけるのは失礼なことになってしまうので、
まずは親の考えや気持ちを整理してみてはいかがでしょうか。





結論からお伝えしますね。